通院プログラム

不安・うつ付き合い方教室

イラスト 集団認知行動療法

不安な気持ちや憂うつ感に上手につき合って活き活きした生活を取り戻しましょう。

このプログラムは「アクセプタンス&コミットメントセラピー」という最新の認知行動療法に基づいています。このセラビーには2つの基本的な目的があります。

イラスト医師

「価値の明確化」

1つは、豊かで充実した意味のある人生を送れるようにすることです。そのためには、それぞれが人生に何を求めているのか、心の奥底で何が大切で意味があると感じているのかを知る必要があります。これを私たちは「価値の明確化」と呼んでいます。価値とは、この地球上で残された人生で何をしたいのか、どうありたいのかという、心の奥底にある願望のことです。そして、その情報を参考にして、人生をより良く変えるための目標を設定し、行動を起こし、その過程で意味や目的、活力を身につけていく方法を探していきます。


イラスト笑顔の女性

「マインドフルネス・スキル」

もう1つの目的は、つらい考えや感情をより効果的に対処し、その影響を少なくするための一連のスキルをお伝えすることです。私たちはこれらのスキルを「マインドフルネス・スキル」と呼んでいます。マインドフルネスとは、「気づくこと」「解放すること」「注意を意図的に向ける」といった精神状態のことです。マインドフルネスを身に着けると、痛みを伴う思考や感情が私たちに与える影響は少なくなります。また最も困難な感情、衝動、記憶、思考、感覚にも効果的に対処することができます。そうすることを学ぶと、自分を傷つけたり責めたりするような習慣や破壊的な行動パターンを断ち切ることができ、自責的な信念を手放し、恐怖を乗り越え、人生を向上させる方向に態度を変えることができるようになります。


チェックシートのイラスト

プログラムの内容について

週に1回、約2時間のセッションを計15回、グループで行います

1回のプログラムの大まかな流れ

  • アクセプタンス&コミットメントセラピーについて 
  • 体験的なエクササイズをおこなう 
  • 個人のワークに取り組む 
  • 学んだことをグループで共有する 
  • マインドフルネスを練習する 

よくある質問

Q:多くの人の前で発言をしなければならない場面はありますか?

A:簡単な自己紹介をしていただく場合やお互いの学びを報告する場面はありますが無理に発言する必要はありません。