MEMO
発達障害は、脳の働き方の違いにより、物事の捉え方や行動のパターンに違いがあり、そのために日常生活に支障のある状態です。
発達障害には、「知的障害」「自閉スペクトラム症」「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」「限局性学習症(学習障害)」「協調運動症」「チック症」「吃音」などが含まれます。生活の中でうまくいかないことから、不安や気分の落ち込みなど精神的な不調を生じることもあります。
適切な環境調整のアドバイスや、薬物療法や精神療法、カウンセリングが有効な場合もあります。気になる症状や困難さがある方はお早めに精神科医療機関にご相談ください。
(自閉スペクトラム症)
- 自分の気持ちを伝えることが苦手
- 表情や言葉から相手の気持ちを読み取ることが苦手
- 特定のことに強い関心を持ち、こだわりが強い
- 感覚が過敏(特定の音や臭いが異常に好き、もしくは嫌い)
(注意欠陥・多動症)
- 年齢にふさわしくない落ち着きのなさ
- 待てない
- 注意力が散漫である場合と集中しすぎて全く周りのことが分からないことがある
(極限性学習症)
- 知的障害はないが、読む、書く、計算するなど特定のことが苦手である
(チック症)
- 意図せずに思わず起こってしまう素早い体の動きや発声がある
(吃音)
- 滑らかに話すことが出来ない
- 音を繰り返したり、音が伸びたり、なかなか話し出せないことがある