2019年7月1日より地域移行機能強化病棟となりました。
地域機能強化病棟は、1年以上入院をされている患者さんまた、入院が1年以上に及ぶ可能性がある患者さんに対し、退院に向け地域で安定した生活が送れるための訓練や支援を行う病棟となっています。
個々の患者さんに応じた具体的な支援の内容について、ご家族の皆様と取り組んでいきますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
日々、ADLを少しでも向上させる目的で、リハビリテ-ション、作業療法、レクリェ-ションなど、アクティビティ-なものと、脳を刺激させるような日課を取り入れ行っています。
また、ステ-ション隣にHCU(7床)を設け、院内での内科的ケア-にすぐに対応できるよう、医療機器もとりそろえ、ハイクオリティ-な看護が提供出来るよう努力しています。
褥創予防に効果的な、ドイツのフェルカ―ベッドも20台導入しました。
床は患者さんゾ-ンとスタッフゾ-ンに色分けられ、病棟全体はピンクを基調とした色彩に統一。元気のでるカラフルな病棟に出来上がっています。
高齢者の方にも喜んでもらえ、楽しく過ごしていただける病棟作りを心がけています。
作業療法士が様々な作業・活動を通じて、生活の再建と自律をサポートしています。
軽スポーツ、体操、ゲーム、工作、畑作業などの取り組みによって、
生活にリズム・メリハリをつけたり、落ち着きを取り戻したり、趣味・楽しみを見つけたり、人付き合いのきっかけとなったり、様々な効果がえられます。
外来及び入院患者さんに理学療法士が治療を行っています。
何らかの病気や怪我をなさった方、高齢化や手術により体力が低下した方々に対し、身体機能の回復の為、各種物理療法や運動療法を施行しています。
「寝返る」「起き上がる」「立つ」「歩く」などの基本動作、「着替える」「食べる」「トイレに行く」などの日常生活動作に何らかの支障が生じた際、私たち理学療法士が、ほんの少し力添えをすることで、再び自分らしい生活を取り戻していただけるよう努めています。
また、当院では、体力低下や転倒を予防する対策として、マシントレーニングや院内遊歩道での不整地歩行訓練などにも力を入れています。
心身ともに健康でいられるよう、皆さんと楽しく訓練ができたらと、常に心がけています。