時が経つのは早いですね

歯科部長 武川 恭範                            


今年ももうあと数ヶ月。こんな調子だとあっという間に年末を迎え新しい年になってしまうと少々焦り気味です。でもどうしてこんなに1年が年を追うごとに早く感じるのか・・・と思ったのでちょっと調べてみました。
年をとるほど時間が早く経つように感じる理由にはいくつかの説があるようなのですが
その中で有名なものが「ジャネーの法則」というものだそうです。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に解明したものです。
また生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)とも言っています。50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになるそうです。
これを計算に当てはめると20歳までで"蓄積体感時間"は人生の70%が終わっているという結果となるそうで、30歳で80%、40歳で85%、働き盛りの50歳ではすでに人生の9割を終えようとしているとのこと!
5歳前後の頃は毎日のあらゆる事がまだまだ新鮮に感じるお年頃。初めての経験や驚きの出来事が連続します。一方、50歳ともなると社会にでて一通りいろんな経験をし、理解し、新鮮さや驚きに出会う機会は一般的には大幅に減ってる年齢。新たに思い出や記憶に残る出来事が少ないでしょうし、過去と似た体験も多くなって類似体験と混同("あ、これデジャブだ"なんてことも多くあるのではないでしょうか?)したり記憶に上書きされがちになります。
現在49歳の私は、50歳に向かうにあたり、人生の体感時間の90%が終わっていることになります。これから1年1年は今まで以上の早さで過ぎていくことになります。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、「発見や新しい体験が多いと、時間が経つのが遅く感じる」そうです。これは体感時間の流れを遅くできるヒントかもしれません。
でもこの歳で若い頃のように新しいことに恐れずどんどんチャレンジしたり苦労は買ってでもするという気持ちには正直なかなかなれないとも思います。もう心も身体も耐えられないのではないか?と考えてしまいます。
ただそれは自分が今まで趣味らしい趣味を持たず主に仕事を中心に生きてきて、その仕事の中で苦労したり新しいことにチャレンジしたり歓びを感じたり力不足を痛感し落ち込んだりしてきたから躊躇してしまうのだろうと思います。仕事以外で楽しいこと、新しいことを見つけていくことがこれからの人生で自分に必要なのだとこの原稿を書きながら思いました。
楽しそうなことを見つけたり、行ったことの無い場所に行ったり、いろいろな人々に出会うなど、「慣れ」を捨て、日々の興味や気づきを大切にしたり、新しいことに挑戦していくことで、ひょっとすると時間の流れが今までよりゆっくりと感じるようになるのかもしれません。
これからの1年、そんな生活を意識し過ごしてみて、来年の今頃振り返った際"この1年は長かったのか短かったのか"を自分に問うてみようと思います。ちょっと楽しみになってきました。
皆さんはこの1年、早かったですか?




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