これからの健康
理事長 吉田 弘美

少し前に、医学の進歩は速い。10年ひと昔でなく5年、嫌3年の時間を経過しただけでもはや古いものになってしまうこともある。なんてことを書いたような記憶があります。その時、さしていたのは主に単一の疾病に関しての事でした。今日の話はそれとは少し違って、ここ数年前から話題になっている、民族の違いによる体のお話です。
どういう話かと言うと、ここ数年、来日外国人の数も増え、こんな田舎にと言うところでも、結構な数の遠い国の人達と接す機会が増えました。・・・・で、特に冬場なんですが白人系の人達、真冬なのに半袖だったりしたのを見たことはありませんか。私はスキーによく行くのですが、旅館の下駄とかで外を素足で歩いていたり、そのままタオルもなしに足湯につかり、平気で歩いていくのを見ると、本当にびっくりします。とても私にはできない芸当です。でも、これにはちゃんと理由があるのです。つまり彼らと私たち日本人では基礎体温からして違うのです。37度くらいが基礎体温の人もそれほど珍しい話ではないのです。たいていの日本人では発熱状態ですよね。これを知らずに検温したらたいていの白人は熱発していることになってしまいます。それから内臓脂肪があらゆる意味で体に悪さをしていることはわかってきていますが、悔しいかなこの内臓脂肪、つきやすいのは黄色人種なのです。どんなにビール腹でもあちらの人は皮下脂肪なんだそうです。(寒さにもつよそう。)
人種ではありませんが、一時期、卵がコレステロールを増やす大敵なんてことを言われたことがありましたが、あれは全くのまちがいです。ウサギに卵を食べさせてコレステロールがとても増えたから卵はけしからんという事になっていましたが、もともとウサギは草食動物で自身の体内で動物性たんぱくが入ってきた時の対応能力を持ち合わせていないのです。(つまりコレステロールの調整能力がありません。)人間にはこのコレステロールの調整能力がちゃんとありますから、一日、2~3個の卵を食べたとしても、体が健康であるなら何ら問題はありません。
こうした、人種差、それに加えて性差の医療というのは人種のるつぼと言われるアメリカで数十年前から注目され、進歩してきました。それに加え世界各国で様々な検証試験やデータ取りができようになり、これからもどんどん進んでいくと思います。人間という小さな宇宙はやはり一筋縄ではいかないのですね。ますますこれからは一人一人に適した医療と言うのが求められていくと思いますし、医療業界もこれに答えていかないといけないと思います。

・・・・でも、一方でコメディアンのタモリさんの言うように「健康の為ならしねる。」そんな人たちもいる人間ってとても愛おしく思います。


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