音楽療法

こんにちは(^^♪。
日本音楽療法学会認定音楽療法士の中井深雪と申します。
医療法人桜桂会 犬山病院にて非常勤音楽療法士を務めさせていただいて、はやのべ20年ほどになります。

現在は、デイケアセンターと1開放病棟にて、土曜日の午後、それぞれ2か月に1回ずつとまだまだ頻度は少ないのですが、それぞれセミ・オープン形式のセッションを行っています。

セミ・オープンとは、デイケアセンター、病棟、それぞれのメイン・ルームを会場に、出入り自由な雰囲気で行う形式です。

プログラム内容は、デイケアと病棟では異なります。
デイケアセンターに通われてくるメンバーさんたちと、開放病棟とはいえ入院患者さんたちとでは、日頃の生活において受けておられる外的な刺激の質・量が異なるため、この違いを重視してセッションを組み立てているからです。


(デイケアにて)

デイケアでは、日常の社会生活で貯まったストレスやフラストレーション、不安な気持ちなどを発散しながら、スタンダードな楽曲だけでなく、今巷で流行っている曲やモノなどとその周囲の情報を適切に共有しつつ、コミュニケーション意欲、仲間への愛着、自己表現欲求の活性化、周囲にリズムを合わせることで快適さを一緒に作り上げていく感覚などを学び取っていただいています。

開放病棟では、リラックスし、自身の内側にある不安定で攻撃的な、あるいは混乱しがちな思考や情緒、そしてその方を感覚的に悩ませている症状などから少しでも解放されたと感じられるような時間になるよう、テーマを決めて、古今東西のよく知られた歌を一緒に歌ったり、音楽と共に体を動かしたり、楽器の操作とその音に集中してみたり、あるいは楽器の演奏を日常慣れ親しんでおられる介助者と一緒に行う、などの活動を行っております。

(病棟のセッティング環境2)

けれども、どのメンバーさん、患者さんにもそれぞれの人生の歴史と個性があり、音楽療法では、病以前の、また、病を乗り越えての、そうしたお一人お一人のその方らしさとの端的なふれあいを、音楽を通じて最も大事にしていきたいと願っております。

音楽療法は、心身の生理的・心理的・社会的機能の回復、維持・向上のために、音楽を意図的に用いて行う心理療法です。

まだ、日本では聞いたことがないとおっしゃる方も多いのですが、療育や福祉の領域では、通所施設をはじめとして至る所で行われるようになってきています。特に、高齢者施設では多くのところで回想法や運動機能のリハビリテーションプログラムと共に取り入れられ、重い認知症の改善にも効果を生み出しつつあります。

また、パーキンソン症候群など、神経系の疾患のリハビリ領域では、世界的にも数々の成果が報告されつつあり、自閉症児など、発達障害児の療育においても、情動や愛着を健全に保ちながら、受信と発信の連携というコミュニケーション技能を育てる感覚療法として、有用性が増しています。

これらの音楽療法の多くは、健康保険の無関係な健康維持・増進、老化防止、運動支援、コミュニケーションと情操の支援、療育、発達支援、介護者支援等の分野で、あらゆる方々の生活の質を上げてゆく目的で広く利用されていますが、今後は病院でのニーズも、徐々に増えて行くことが期待されます。
これからもどうぞよろしくお願いします。m(__)m

 

公式ホームページ
http://home.u02.itscom.net/mtnsmds/


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